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電話1番2番の神湯館
昨日のブログに続き、昔の神湯館です。
80年前に榊原温泉復興を記念して開業された「神湯館」。
当時のパンフレットをお見せしましょう。
表紙は清少納言の旅すがた。
参急佐田駅となっていますが、現在の近鉄大阪線「榊原温泉口駅」です。
そこから神湯館まで「温泉バス」が走るようになりました。
バス代片道30銭、往復で50銭。宿泊は3円から7円まで。
そして芸鼓花代1時間1円35銭・・・参考になりますか?
シンボル旅館らしく電話は1番と2番です。

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# by sakakibara-onsen | 2016-09-05 06:00 | 吾作のものしり箱
80年前の神湯館大浴場
昭和11年(1936)に村挙げての榊原温泉復興祭が行われ、村民は提灯行列や旗行列で村中歓喜の声が永く続いたそうです。
そのときに出来たシンボル旅館が神湯館です。
榊原温泉は古来から伊勢神宮の湯ごり(禊ぎ)の温泉、まさに神の湯にふさわしいネーミングですね。
神湯館の浴場として、金閣寺を模った大浴場と三十三間堂を模った家族風呂(写真)がすばらしい景観を作り上げています。
2枚目の写真は左奥から大浴場を撮したもので、大黒像と源泉小屋(現在は湯元跡)が見えます。
ちょっと元気のなくなった榊原温泉、80年前の知恵を探り活かしたいものですね。

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# by sakakibara-onsen | 2016-09-04 06:00 | 吾作のものしり箱
ニラの白い花
田んぼの畦にはニラが白い花を咲かせています。
ニラは栄養価も高く生薬として漢方としても使われており、レバー肉との相性がいいのかレバニラ炒めに人気がありますね。
ニラはずいぶん歴史が古く、「古事記」では加美良(かみら)、「万葉集」では久々美良(くくみら)など古い文献に登場しているんです。
そして今月、秋の彼岸も近づきヒガンバナがツボミで咲く時期を待っています。
白地に赤く・・・日本の花ですね。

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# by sakakibara-onsen | 2016-09-03 06:00 | 吾作
秋風に乗るアカトンボ
わずかにカサカサと羽のスリ合う音に目をやると、穫り入れの終わった田んぼをアカトンボが飛び交っています。
2匹が追いかけっこをすることもあって忙しそうです。
アカトンボの婚活なのでしょうか。
やっと留まった赤トンボを見るとアキアカネです。
「一服ですか?」と聞くと
「作戦を練ってるんです」って。

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# by sakakibara-onsen | 2016-09-02 06:00 | 吾作
榊原の古代米 ちら・ほら
今日は防災の日、昔は二百十日(にひゃくとおか)といって厄日でした。
ややこしい進み方をした台風10号はいかがでしたでしょう。
東北、北海道はたいへんだったようで、お見舞い申し上げます。
さて台風の影響でか、秋らしい風がそよそよの榊原温泉です。
毎年この時期に出穂する榊原の古代米、日帰り温泉「湯の瀬」の下の田んぼに赤い穂が、ちら、、ほら、、見えてきました。
あと一週間もすると出そろうんじゃないでしょうか。
ここは温泉へのお客さまをお迎えする榊原のど真ん中です。

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# by sakakibara-onsen | 2016-09-01 06:00 | 吾作