彼岸(ひがん)は日本の雑記(行事)の一つで、春分・秋分を中日として前後3日を合わせた7日間を呼んでいます。
で、今日がその最後というわけです。
この時期に咲く、赤い花がヒガンバナ。
曼珠沙華(マンジュシャゲ)とも言いますね。
曼珠沙華と聞くと戦前戦後によく歌われた歌「長崎物語」を思い出します。
♪ 赤い花なら曼珠沙華
オランダ屋敷に雨が降る
濡れて泣いてるジャガタラお春・・・
この歌は悲しい歌なのです。
寛永の時代ですが、時の幕府の鎖国政策の一つ混血児追放令のため、長崎にいた混血児たちはインドネシアに追放されました。
その中に長崎で生まれ育った生粋の日本の心を持った女の子、お春がいたのです。
お春は青い目をしていたばっかりに・・・
お春の目に残ったのが曼珠沙華、ヒガンバナだったのですね。
ジャガタラというのは現ジャカルタのことです。