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榊原温泉の歴史(3)榊原氏による湯治場
ここは全国の榊原さんのふるさと。
戦国時代の三河の武将・仁木義長が伊勢(国)の守護を務め、その五代末裔の利長がこの地に住んで姓に地名である「榊原」を充てたのが榊原氏の誕生といわれます。

榊原氏は早くから射山神社を守護神とし、射山神社の棟札によると、天文19年(1550)12月13日榊原信濃守興経(おきつね)が社殿を再興し、氏山御前湯之大明神と呼んでいます。

三河に渡った榊原氏は徳川家康の四天王として名をあげていますが、この地の残った榊原氏は湯之大明神を一角に入れて、大きな湯治場を造営しています。
天正16年(1588)3月15日と記録されています。

写真の山は城山で、榊原信濃守興経の古城跡です。

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by sakakibara-onsen | 2008-12-06 07:22 | 吾作のものしり箱
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