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刀を忘れた金比羅山
昨日はお天気でしたが風も強く寒い~~~。
そんな中、金比羅山に登ってみました。
標高152メートル、ふもとからはせいぜい60メートル。息を整えながら登り切ると先客があり、説明をされています。
これはいいチャンス、その説明をみなさんと一緒に聞かせていただきました。その内容は・・・
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えらあしたやろ。(榊原で「おつかれさま」の意味です)
ちょっと説明させてもらいますわ。
このお堂には金比羅宮と書いてありますが、四国讃岐の金刀比羅さんが祀られています。
海がないのに金比羅山?と思われますが、東を見てください。伊勢湾です。
お天気によってですが、伊勢湾の向こうに知多半島、右の方に遠く見えるのは渥美半島、また特に澄み切ったときは小さーく、富士山が三角に見えます。
ところで讃岐の金比羅刀さんは金の次に「刀」の文字が入りますが、ここの金比羅山は「刀」がありません。
なんで?と聞いたら・・・
確かに讃岐の金刀比羅さんでお札をもらったときはあったけど、こんぴら舟舟、と石松さんから酒をよばれ、寿司をよばれて、酔っ払って、刀を海に落としてきたようだ、ごめんごめん。 と、謝っていたと伝わります。許してやってください。
金比羅山からの眺めもよろしいけど、里からの眺めもいいのです。
地元の人たちは元日の朝、ここで火を焚き初日の出を拝むのです。
春にはサクラが咲き、ツツジが咲いて、新緑の山となります。また秋には雑木の紅葉が里山の風景を作ってくれるシンボル的な里山です。
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なるほどなるほど、地元の方ならではのものしりさんのご説明でした。

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by sakakibara-onsen | 2021-02-04 06:00 | 吾作
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