榊原から伊賀に向かうには笠取山を越えるのです。
榊原川の源流に沿って河内谷を登る道と、カリキドから尾根づたいに登る二つの道があります。
榊原第1区の丸ケ谷には「伊賀吸(いがずい)」という谷があります。
山越えになりますが伊賀への近道になるのです。
昨日のブログにも「バス停丸ケ谷から古くは伊賀へ」と書きましたが、この奥の伊賀吸を抜けたところが八知山(榊原町第6区)で、八知山の六田池の奥の道標からカリキドに繋がります。
でも今の伊賀吸の谷は、ほとんど人も入らず鹿や猪の生活の場、彼らのお風呂があったり・・・あれ、鹿さんは油断してたのか罠の中でした。
また山の中は巨大ツルが絡まり合って人を歓迎する気配さへありません。
伊賀吸は鹿たちの道になっていました。