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談議穴を見に行きました
昨日の午前中はなんとか雨も降らず・・・
ところで200年以上前のことですが、三重県下で最大の農民一揆が寛政年間に津藩であったのです。
寛政の一揆として歴史に残る大事件だったのです。
榊原町第5区は昔、一志郡谷杣村で庄屋は町井友之丞さんでした。
また現在は白山町ですが、川口村の森さん、八対野村の多気さんの庄屋さん3人が一揆を企てたとして処刑されました。
その計画を立てたとされる場所が5区の海泉寺裏の山中にある洞穴で、地元の人は談議穴と呼んでいます。
その寛政の一揆・企ての舞台を見に行こうと、午前中津市内の各ガイド会のみなさん40人が集まって研修会が開かれました。
案内役はいつも榊原温泉周辺を案内している榊原温泉ふるさと案内人の会です。
写真最後の走り書きは、処刑される前日に獄中で町井さんが姉上に宛てられた書状で、辞世の句が記されています。
辞世「ありがたき 君のめぐみの一太刀に つみとかきへて 弥陀とあらわる」
地元の人たちは町井さんを世直し大明神と讃えています。
また今日は二十四節季の霜降。
朝晩の冷え込みが厳しくなり、そろそろ冬支度ですね。

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by sakakibara-onsen | 2020-10-23 06:00 | 吾作
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