恒例の湯立神事「みゆ」が昨日、射山神社境内で盛大に行われました。
テレビ局のビデオカメラやアマチュアカメラマンがベストショットを狙っています。そして吾作も・・・
拝殿で奉納された榊原温泉を宮司のおはらいを受けて、舞台は境内に移ります。
榊原小学校の女児が巫女を努め、奉納された温泉を神職に手渡します。
すでに長命水が入れられている鉄釜に温泉を注ぎ、祈願を終えた恋のパワースポットのハート絵馬などで御湯を沸かします。
温泉と長命水を使う射山神社の湯立神事は「健康」と「長寿」の意味があるのです。美容もかな?
準備が整い祢宜が宮司に笠取山に自生するクマザサの束を手渡すと、宮司の顔に緊張が走ります。
煮えたぎる御湯にクマザサの束をたっぷりと浸けると、一気に参拝者に向けて「無病息災」「家内安全」を唱えながら御湯を振りかけます。
最近では、「交通安全」「恋愛成就」祈願も加えられています。
役を終えたクマザサは1本1本参拝者に配られ、参拝者は家の持ち帰り神棚に供えます。これで家内みんなにご利益があるとか。
今年は餅つきに代えて、福ぜんざいの振る舞いがありました。
春〜るよ来い、福〜くよ来い。