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隣町のかんこ踊り
お誘いがあって榊原のとなり、美里町の桂畑地蔵踊り(かんこ踊り)の準備作業を昨日見せていただきました。
かんこ踊りはどこも400年ほどの歴史がありそうで、桂畑も同様で古くから踊り続けられています。
榊原では一区は3年に1回、他の区では20年余り途絶えていましたが、昨年は三区が復活し今年は五区が復活踊りを秋祭りに奉納されます。
また来年は二区、その次は四区、全部揃ったところで五つの郷(区)が揃って射山神社で奉納する「五郷入り」が予定されています。
お伺いした桂畑では「清涼山洞雲寺」の境内で、毎年地蔵盆の8月24日の夜に踊られています。
今年は土曜日でにぎわうことでしょう。6時ごろからだそうです。
写真は今年新調された提灯と踊り子さんの頭に付ける飾り物です。若い踊り子さんが集まって丁寧に時間を掛けて作られていました。
毎年新しく作られるのかお聞きすると、踊りが終わると飾り物を集まった人たちに配られ、それぞれの家で丸く輪にするなりして祀られるそうです。
だからすべて新しく、弊やシデなども新しく準備されていました。
桂畑は戸数が31軒、少子高齢化の中で保存されていることに頭が下がりました。
桂畑地蔵踊り、ご盛会をお祈りします。

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by sakakibara-onsen | 2019-08-19 06:00 | 吾作
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