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要らなくなった防空ずきん
今から75年前、吾作が国民学校(小学校)に入学したとき、古い着物の生地(きじ)で母に作ってもらった防空ずきんが出てきました。
横には住所・学校名・名前が書かれた名札が縫い付けられ、内側には小さなポケットが付けてあります。大事なものを入れたのでしょう。
このころ榊原村にも空襲警報が発令され、アメリカの爆撃機B29が空を飛び、生徒は防空ずきんをかぶって急いで家に帰ります。
今日は終戦記念日、不幸な戦争が終結して74年が経ったのです。
防空ずきんも要らなくなりました。
あの戦争が終わっても、いま交通戦争に突入で小学生たちは行き交う車の横を、ヘルメットをかぶっての通学です。平和の防空ずきん復活ですか。
そして、もうひとつ要らなくなったのが修身の教科書でした。

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by sakakibara-onsen | 2019-08-15 06:00 | 吾作
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