里山は生活と密着した比較的低い山で、昔は毎日の燃料はすべてここで調達していました。
「くどさん」とは竈(かまど)のことですが、柴や薪(割木)が燃料で、里山ですべて調達していました。
また火鉢やコンロ(七輪)には自分たちで炭焼きをします。
全て里山です。
そして榊原の奥山は笠取山のこと、布引山(青山高原)のことで、大正時代に植林がされ、その手入れに人が入るようになったけど、それまではオオカミやイノシシなどの生活の場でした。
温泉の湧く榊原は里山の囲まれ、奥山からの美味しい水で潤っています。
すっかり冬色になりました。