80年前に復興した榊原温泉は神湯館、榊原館の2軒の旅館でスタートしましたが、さらに少し遅れて神湯館の別館として清安莊がオープンしました。
貝石山のふもと、唐戸淵を見下ろす景観にも恵まれた静養旅館です。
この清安莊も後にその建物を使って、国民宿舎「紫峰閣」となりよく賑わいました。でも10年あまり前でしょうか、オーナーの体調不良で閉鎖されそのままです。
懐かしく残る温泉復興時の建物はこの清安莊のみとなりました。
建物の形は東にあった玄関が中程に移され2階に宴会場、また西となり(写真右)に客室が増築されています。
カラー写真は現在の風景です。
昔の榊原温泉を探される方はここまでどうぞ。