式内射山神社は湯の神を祀る歴史ある神社です。
今から80年前に貝石山のふもとから石段を付けて八合目辺りに朱塗りの観音堂を建て、そこが見晴台として気軽に登れました。
さらに登ると射山神社の旧祠(ほこら)の地があり聖地とされていました。
石段はずいぶん前から崩落などで危険なため登れなかったのですが、最近別ルートを使って登れる準備がされています。
まだ行っちゃだめですよ。危ないです。
代わりに吾作が登って写真報告をします。
神社境内の芭蕉の小径に「正面 貝石山八合目に本宮跡」があります看板が設置されています。
湯香里橋を渡り、あるところ(内緒)から登ると竹林の中です。
おっ、昔の観音堂跡です。
さらに登ると、ここが本宮様のあった聖域です。
よく見ると、これです。
このように書いてあります。
「式内射山神社旧祠之地」
「(裏)式内射山神社
元此霊域ニ鎮座シ給ヒテ
天正十六年三月十五日麓ノ生地ヘ
遷宮アラセラレシ者也
昭和十二年三月十五日
遷座三百五十周年ヲ迎ヘ榊原
青年團建之」
榊原温泉復興祭が行われた翌年、昭和12年3月に青年団のみなさんのお力で建立されたものです。
安全に、きれいに整備されたらまたご案内します。