毎年3月14日から16日まで林性寺で涅槃会が執り行われています。
今日はその中日で、お参りも多くにぎわいます。
林性寺の涅槃図(寝釈迦)は猫が描かれており珍しいとされています。
室町時代の画僧兆殿司(明兆)が描いたもので市の文化財の指定を受けています。
京都の東福寺も「魔除けの猫」としての縁起が伝わっているようです。
その謂(いわ)れは「往昔畫聖兆殿司(おうせきがしょうちょうでんす)、大涅槃像(だいねはんぞう)を描かんとしける時、一匹の猫、何処よりか絵具を咥え来たること度々なり。」だから普通仏画に猫は入れないけど入っている・・・
林性寺でも同じ説明がされ、涅槃図の猫を誰もが探しています。
ぜひお参りをされ猫を見つけてください。
3枚目の写真の中にいますよ。
そして参拝者には温かい甘酒が振る舞われます。
また今日1日だけですが、お向かいの公民館では作品展が開かれていますので併せてご覧ください。



