旅館白雲荘へ坂道を登っていくと最後の曲がり角に記念碑が建てられています。
「昭和天皇皇后両陛下 行幸啓記念樹」と刻まれています。
「行幸(ぎょうこう、みゆき)」とは天皇が外出されることで、行幸の際に宿泊されるところを「行宮(かりみや)」と呼びます。
そうなんですよ、白雲荘は行宮としてお使いになった宿です。
昭和50年の三重国体で両陛下がお泊まりになったのです。
その2年前には高校総体で当時の皇太子皇太子妃もこの白雲荘をご利用されました。
すごいでしょう、榊原の昭和の史跡です。
2枚目の写真は昭和天皇が白雲荘にお着きになった瞬間です。
(写真は白雲荘の写真アルバムから)