今日は大晦日ですね、一年のご愛読ありがとうございました。
榊原では射山神社の年越し参りがいちばんの賑わいです。
そして各地にあるお寺の除夜の鐘で新年が明けます。
榊原一区には会所寺の宝林寺があります。
区の行事やかんこ踊りもここで踊られます。
この宝林寺も区の役員さんのお世話で除夜の鐘の準備がされています。
お詣りされた方どなたでも打てますよ。
宝林寺境内広場から愛宕さんに参道が延びます。(写真1)
まず愛宕さんにお詣りをして(写真2)その横に「太一」と「庚申」が祀られています。(写真3)
太一は伊勢神宮の御札さんを入れて拝んだのでしょうね。
そして鐘突堂があります。(写真4)
梵鐘に刻まれた文字をよく見ると、こんなことが書いてありますよ。
當邑田中後〓 伊勢一志郡榊原下邑
江戸神田新銀町 塚穴山 寶林寺
井口又九衛門寄進 享保十三年戌申歳
鋳工〓〓〓〓〓作 六月吉祥日
この中の鋳工はあえて名を伏せましたが、はっきりと刻まれています。
もったいぶるわけではありませんが、あまりにも名の通った名工です。
享保13年は西暦1728年です。立派なものです。
どうぞ突いて下さい。ごーー--ん・・・・ よいお年を。