6月15日のブログでは「
榊原温泉と芭蕉さん」を書きました。
芭蕉さんが亡くなったのが元禄7年(1694)ですので318年も経つのです。
でも榊原温泉はもっともっと古くから知られた天下の温泉です。
都で「ななくりの湯」を題材にした和歌がたくさん詠まれています。
「一志なる七くりの湯も君が為・・・」は延慶3年(1310)にできた夫木和歌抄で700年も前です。
そして清少納言枕草子「湯は ななくりの湯」は1011年も前です。
平安時代ですから、かぐや姫みたいだったのでしょうね清少納言は・・・
まだまだ遡り、伊勢神宮から榊を採りに来られたのは継体天皇の皇女・ササゲヒメノミコトでしたから、何と1500年も昔です。
このころは神宮湯垢離(ゆごり=潔斎)の温泉として都人に馴染みがあったのでしょう。
南朝一族の北畠國永家集に榊原のことを「神に任せて住む榊原」と詠んでいます。
歴史を辿ってみると榊原温泉は、神宮湯垢離の神事で始まり、恋の温泉、湯治、そして現在の癒しと続いています。
そんなことを、ぼけーっと頭に浮かべながら温泉に浸かってください。