ぷくぷく温泉
吾作の子供のころは学校にプールはなかった。
川が子供の水浴び場だった。
榊原川も川上から川下まで、幾つかの水浴び場があった。
ここは「どじょ川」。
いつも水浴びに飽きると、川沿いで遊んでいた。
所々にぷくぷくと温泉が湧(わ)いて、湯ノ花がゆらいでいる。
川沿いには旅館が三軒あったが、汚れもあまり気になるほどでもなく
そのあたりの川で遊んでいた。
いつも集まる「どじょ川」には、そのぷくぷく温泉を囲った洗濯場があった。
写真の橋を渡った右の河原(木の葉で茶色っぽく見える)
ここにコンクリートで川の水が入らないようにしてあった。
もう少し水位も高かったのかなー。
跡形もないが、落ち葉を除けてみると
岩盤の上にコンクリートの跡が残っている。
もちろん、ぷくぷくと温泉は湧いていない。
旅館が増え、温泉をポンプで組み上げるようになってから
自然に出るぷくぷく温泉はなくなったようだ。
昔の板橋も、流れないコンクリートの橋に変わっていた。

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# by sakakibara-onsen | 2008-11-11 14:06 | 吾作
虫干し
榊原には江戸時代に起きたと思われる郷土芸能の「かんこ踊り」があります。
踊り子など総勢50人ぐらいの踊りで道具や衣装も様々。
榊原の第一区では1年おきぐらいに踊られていますが
踊りのない年には関係者が集まって虫干しをします。
昨日の予定が、あいにくの雨で今日になり
薄日の差す午前中、虫干しが行われていました。

かんこ踊りは榊原五つの区で古くから続いております。
五穀豊穣を願っての内容もありますが
ほとんどは娯楽で盆踊り系の踊りとなっています。
踊る時期は各区まちまちで
8月から10月にかけて踊られています。

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# by sakakibara-onsen | 2008-11-10 14:10 | 吾作
であい
町の町内会でされる奉仕作業とは少し違うのですが
昔から私たちの地域では「であい」というのがあって
道路や用水などの管理に垣内(かいと)全員で行います。
垣内の共同作業です。

今日は朝から小雨の中を出会い、里道に生コンで舗装工事。
公の道は行政がしてくれる。
そうお思いでしょうが、山間の地方へ来ると
生コンがもらえるならラッキー。
生コンだって何年かの順番待ち。
「であい」では自前の道具を持ち寄り経費ゼロ。

この方式を日本全国採用すればお金がかからないよ。
東京なんか日本の1割も人口があるんだから
高速道路なんかも「であい」で出来るんじゃないの?
昔の人はよく考えたもんだ。

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# by sakakibara-onsen | 2008-11-09 13:22 | 吾作
ハナミズキもこんなに
今日は吾作邸の入り口に咲くハナミズキの葉っぱ。
今年は色がいいですね。
鮮やかです。
また今日も雨、やーですね。

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# by sakakibara-onsen | 2008-11-08 14:29 | 吾作
紅葉カラフルに
何んもない榊原。でも自然は美しい。
貝石山のふもと、射山神社の西でモミジがだんだん赤くなってきました。
まだ緑、黄が幅をきかせてますが
部分的に真っ赤なモミジが目立ってきました。

モミジはここと、河鹿荘の前がきれいになります。
また榊原温泉口駅からの県道沿いに六反池がありますが
ここもこれからです。
ずーと西に向かうと榊原池の弁天さん
それと、その近くのカリキドの地蔵さんがきれいになります。
モミジにこだわらなくても、紅葉の山はいっぱい。

これからが楽しみの榊原の紅葉です。

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# by sakakibara-onsen | 2008-11-07 09:13 | 吾作
炭焼き
秋も深まる榊原では昔、炭焼きが盛んに行われていました。
冬の間の燃料です。
今も少し山に入ったところで炭焼をされています。
昔、炭焼きにまつわるこんな話がありました。

昔の奥山は大木がびっしりと生え、うなるほど茂っていた。
冬になると百姓は山には入り、夜となく昼となく炭を焼いた。
夜焚きでは高い木の枝でギャーギーホイホイと鳥が鳴く。
そんな晩にはよく天狗がやってくる。
真っ白なひげを垂らして、白装束で黙って夜焚きの前に立つ。
なかなか帰らない。
不気味といったら何ともいえない。
そんなときに用意しておいた竹の輪を火にくべる。
パンとはぜて天狗の高い鼻にひっかかる。
「もういこ」と一言残して天狗は闇に去る。
いつも炭焼き小屋には天狗の竹の輪が掛けてあった。

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# by sakakibara-onsen | 2008-11-06 09:34 | 吾作
榊原も、秋は夕暮れ。
秋は、夕暮。
夕日のさして、山の端いと近うなりたるに、烏の、
寝どころへ行くとて、三つ四つ、二つ三つなど、
飛び急ぐさへ、あはれなり。
まいて、雁などの列ねたるが、
いと小さく見ゆるは、いとをかし。
日入り果てて、風の音、
虫の音など、はたいふべきにあらず。

「枕草子」より

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# by sakakibara-onsen | 2008-11-05 16:53 | 吾作
榊原温泉郵便局
大正13年9月榊原村に誕生した榊原郵便局。
県道の拡幅で平成5年2月に移転に併せて局名が変わった。
新局舎には温泉にちなんで風呂屋をイメージして
屋根に湯気抜きをデザインした。
せっかくだから入口脇に源泉を出しておこう。
岩風呂をイメージさせた露天風呂よろしく屋根に穴を開けて・・・
それなら局名にも温泉を入れよう。
もうひとつこだわった。
2月なら開局の日を22日にしよう。
2を三つ並べると湯気になる。
まるっきり駄洒落だけど榊原温泉郵便局は誕生した。

またこれを新聞などが報じると
郵便局に露天風呂がある。
こんな噂が飛び交ってタオル持参の人もあった。
地域に密着した国の郵便局も会社になった。
日本の国旗の赤をイメージした郵便局の色もオレンジ色になった。
これからどうなるのでしょうか。
郵便局はいつも村(地域)の真ん中にあってほしいね。

写真は湯気抜きをイメージした榊原温泉郵便局。

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# by sakakibara-onsen | 2008-11-04 10:27 | 吾作
真っ赤に熟した柿
なぜか榊原の人は採ろうとしない、食べようとしない。
榊原のあちこちで柿が赤くなっている。
榊原に似合う風景を作っています。

吾作の子供のころはオチン(おやつ)は柿。
遠足でも栗と柿でした。
柿は木から採ってかじる。
口の中で器用に皮を残して実を食べる。
そのとき口から落ちないように軽く指で押さえながら・・・
残った皮は、ぷっと吹き出す。
今みたいに「生ゴミ」といわないで
落ちた柿の皮や種、へたなどはそのまま土に返ります。

柿の木に登るのは止めた方がいい。さくい(=もろい、折れやすい)
木登りが得意な榊原の子でも柿の木には、あまり登らなかった。
柿を採るのは竹の先を少し割って
実のなっている細い枝にはさんでひねる。
食べるだけ採るから木にはたくさん残っている。
そんな柿の木を見て町の人は
「何で採らないの?」とよく聞かれます。
本当は採っているんです、食べているんです。
ただ、すっかりは採らない。
ヒヨドリやカラスも食べるのです。
この季節にやってくる小鳥のエサとして大事な残り柿です。

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# by sakakibara-onsen | 2008-11-03 17:11 | 吾作
榊原温泉西の玄関口
榊原温泉への玄関口として利用されている近鉄・榊原温泉口駅。
この駅は昔、佐田駅でした。
昭和の初め頃に参宮急行電鉄が上本町(大阪)−宇治山田間が開通し
今の近鉄大阪線となりました。
これからちょっと昔話になりますよ。
榊原村では昭和11年12月に榊原温泉復興祭を挙行し
温泉を観光に結びつけて村の活性化を図りました。
温泉への入り込み客誘致をこの電鉄を利用して
関西方面からお伊勢参りの参宮客に呼びかけました。
温泉復興のときに出来た榊原温泉小唄には
「お伊勢参宮にぜひお寄り」という囃子があります。
でも榊原には電車は通っていない。
山を越えた隣村に「佐田駅」があるので
温泉復興の事業で駅から榊原までの道路も造りました。
この佐田駅が関西からのお客さまの足を止めることになりました。
もう40年にもなりましょうか
駅名を「榊原温泉駅」としてもらい西の玄関口になったのです。

吾作も今日は趣味のネット仲間とのオフ会で大阪へ出かけました。
久しぶりに利用させていただく榊原温泉口駅。
この駅に着くとなんだか温泉に来た気分になりました。(笑)

山の稜線に並ぶ風車が見えるでしょうか・・・

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# by sakakibara-onsen | 2008-11-02 19:43 | 吾作のものしり箱