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緑の谷間の造形美
里山は昔、毎日のように人が入り生活に必要な場所でした。
でもだんだん生活様式も代わり、人は里山から遠ざかっていきます。
里山の小さな谷間も開墾し、水田を作りお米を収穫していたのですが、国の農業政策で水田の減反が始まると、あまり陽の当たらない谷間の田んぼから休耕田が広まっていきました。
今ではめったに人は入らずイノシシやシカの楽園になっています。
何十年ぶりかに里山の谷に入ってみると、きれいな風景が広がっていました。
休耕田に植えられた杉が倒れ、根っこに付いた土にシダなどの植物が育っています。
またずいぶん昔の倒木は枯れすっかり贅肉を落とし、シカのようです。
と思っていたら、どこからか「ヒーーィ」とシカの鳴き声。
彼らに吾作は見られていたようです。

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by sakakibara-onsen | 2017-09-24 06:00 | 吾作
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