榊原のこんなひなびた山里の田舎にも町があるし沖があります。
写真上は榊原の田園風景ですが、手前は刈り取られた田もあればこれから刈入れされる田があります。
一つひとつの田を「町(まち)」ともいいます。
たぶん水田の広さの単位、アールたヘクタールを使う前は歩(ぶ)、畝(せ)、反(たん)、町(ちょう)が使われ、今も習慣で使っています。
この「町」だったのでしょう、100メートル×100メートルの広さです。
そして写真の遠くの田は、左は「しゃかじ沖」、右は「ごみ沖」です。
辞書には「沖」を「海など岸から遠く離れた所」や「広々とした田畑の遠い所」となっています。
海のない山里にも「沖」はあった。
うんと近くにはエノコログサ(猫じゃらし)が穂を出しています。