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おおゆ
榊原の川は働き者で飲み水(簡易水道)のほか農業用水として榊原の水田のすべてを潤しています。
昔は「ごっとり」=水車を回して精米をしていましたが、最近では小さな水車でサトイモを洗っています。
それから洗濯をしたり魚釣り・・・水浴びもしました。
この写真は「おおゆ」です。
たぶん字をあてると「大井」だと思うのです。
灌漑水路へ分水する一番大きな「ゆうで」=堰だからでしょうね。
その「ゆうで」の向こう側からしばらく大川(榊原川)に沿って「田の水」の旅は始まります。
蛇行しながら遠くの田んぼに休みなく流れていくのです。

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やっと旅館が見えてきました「ゆうで」から約500メートル、序の口です。
まだここから3キロ先の田が目的地です。

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その目的地に到着です。
ここから広がる40ヘクタール(=町歩)の田んぼを満たすのです。
すべての仕事を終えて大川(榊原川)に戻れるのは約5キロの長旅です。
500年前には出来ていた「おおゆ」の整備された「みぞ」です。

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by sakakibara-onsen | 2011-06-26 07:32 | 吾作
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